大河ドラマ『どうする家康』感想 ♯14 金ヶ崎でどうする!
『どうする家康』も第14話、金ヶ崎での戦いに突入です。
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(14)金ヶ崎でどうする! 出演者(第14回で気になった方を抜粋)
酒向芳/明智光秀
伊藤蒼/阿月
注目は阿月役 伊藤蒼さん
今回はやっぱりお市の方のもとで仕えている阿月役の伊藤蒼さんです。小豆を送って謀反を報せたエピソードを擬人化して描くための、大河オリジナルキャラクターです。
か細くて子どもみたいな女の子・阿月がどんな風に走り抜くのか?が見どころの一つでした。
詳しい人物紹介&あらすじは 『どうする家康』公式ページご確認ください。
どうする家康(14)の感想
金ヶ崎でも信長様の宴を盛り上げるえびすくいからのかにすくいが見られるとは。そこに担がれる殿の愛らしい洒落。信長殿が笑うまでの間が心底怖かった~。がしかし、この宴はそれより先の話の余興に過ぎず…。
浅井殿の謀反の企てを知ったお市どの。何とか食い止めねばとお手玉に忍ばせた文が夫の家臣見つかり、失敗に終わる。男なら首をはねられるような失敗。でも、おなごだから生かされたままでいることの屈辱。その気持ちは侍女の阿月にも痛いほどわかる。
好きな干し柿をたらふく食べられると男児に混じったかけっこ。女のくせにと言われながら、女らしくしろとしつけなおされ、売られてしまう。男なら家族と離れず、それがかけっこだろうが戦えるのに。そんな苦しい胸の内を隠しながら生きてきた彼女にとって、売られた先を逃げ出し、たどり着いたお市どのもとは居心地が良かったでしょう。
同じような気持ちを内に秘めるお市を支え、案じ、「おひきそうらへ」と伝えるために一人城を経つ。おそらくは帰れないことも覚悟した道中に観た朝焼けに何を思ったのか?きれいな着物から案山子の薄衣に着替え、見た目がどうなろうと果たした役目。伝えられた伝言。殿と面識を持ったのはこの時のためだったのかと。安堵の末に迎えた最期、なぜになくなってしまったのかは判然としないが、人を大切にする殿に看取られ、手厚く葬られ、人として生まれてよかったと思えたのではないか。
小豆袋に文を忍ばせた逸話から生まれた本作独自のキャラクター阿月。心の底から生まれてくれてありがとうと思う。
それでも進むことをやめない信長の戦はどうなるのか?次回、どうする家康第15話。しかと見守りましょう。
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