大河ドラマ『どうする家康』第8話 三河一揆でどうする!感想
◆ 作品情報
2023年2月26日 総合 20:00-20:45
BSP 18:00-18:45 再放送:翌週(土)13:05‐13:50
◆キャスト
有村架純・瀬名
山田裕貴・本田忠勝(平八郎)
甲本雅裕・夏目広次
イッセー緒方・鳥居忠吉
岡部大・平岩新吉(七之助)
波岡一喜・本多忠真
木村昴・渡辺半蔵守綱
田村健太郎・土屋長吉重治
猫背椿・登与
ムロツヨシ・木村藤吉
市川右團次・空誓
松本まりか・女大鼠
矢島健一・吉良義昭
角田彰広・松平昌久
古川琴音・千代
寺島しのぶ/語り
古沢良太/作
◆あらすじ
本證寺から年貢を取り立てようとした家康に対し、一向宗徒が各地で一揆をおこした。武力で抑えようとするも、有能な軍師がいるらしく、すべてが裏目に出てしまう。松平昌久はじめ周囲の領主も寺へ寝返る中、家康は半蔵を寺に潜入させる。そこで半蔵が目にした軍師の姿とは…。
・公式サイトより要約引用
↓前回の感想はこちら
movie-choco1224.hatenablog.com
◆感想
前回の放送で、半ば強引に年貢を納めさせたというよりも奪い去り、それをうまいうまいと食べていた殿。囚われの身であった駿府でもいい暮らしをしていたとはいえ、岡崎の地で今川のせいで苦しい暮らしを強いられてきた民の気持ちを悟ったはず、ではなかったのか?家臣からも離反され、長吉重治にだまされ、命を狙われてやっとわかったでは遅い気がする。
この時、家康はまだ22歳。今の世の中ならまだ学生の人もいて無理もないのかも知れませんが、民の心に気づかず裏切られ、死を覚悟せざるを得なかった殿。大きい瞳いっぱいに蓄えた雫が零れ落ちる瞬間のお顔が、画面いっぱいに映し出されても美しいとは何事か!(さすが潤!)と心奪われそうになりました。
よんでもこない服部半蔵。忍びじゃないから家に帰ってた半蔵。面白すぎません?でも、ひとたび敵軍に潜り込むと鋭い嗅覚を発揮するんですね。死んだと思っていた胡散臭い松平昌久に水野信元が寺に集い、軍師が姿を現し正体が明るみに出た。
事前に勉強してたから裏切るのは知ってた。知っていたからやっぱりか~!とは思ったけど、本多正信はなぜに裏切ったのか?正信なら長吉重治をたぶらかして、殿を罠にはめるくらいの策を打つことくらい朝飯前。にしても、長吉重治、優しすぎるから最後の最後に謝ってしまうし、殿も分からず屋ではないから許してしまう。
それもお見通しで長吉重治を丸め込んでいたとしたら、本多正信えげつない策士。本人は、たんまり金をもらって自分の悪知恵を信じて策に取り入れてくれた殿に対して、何ゆえ敵意を向けることにしたのか?いつから裏切ろうとしていたのか、ただ金をせしめたかっただけなのか?それにしても、この軍師のいでたち、藁なんですよ。三河もんの証。本当どうしたいんだ?正信。来週、すべてが明かされることを祈ります。
\ オススメ/ 毎週の簡単なあらすじも、相関図も毎号こちらで確認してます。