大河ドラマ『どうする家康』第11話 信玄との密約
◆ 作品情報
2023年3月19日 総合 20:00-20:45
BSP 18:00-18:45 再放送:翌週(土)13:05‐13:50
◆キャスト
有村架純・瀬名
山田裕貴・本田忠勝(平八郎)
波岡一喜・本多忠真
渡部豪太・飯尾連龍[回想]
田中美央・岡部元信[回想]
柴田理恵・老婆
関水渚・田鶴
ムロツヨシ・木村藤吉
渡部篤郎・関口氏純
真矢ミキ・巴
登譽上人・佐藤美幸太郎
寺島しのぶ/語り
古沢良太/作
◆あらすじ
三河の主となり姓を徳川と改めた家康は、今川領の遠江を狙う武田信玄と談判する。意外な方法で交渉することになった家康。切り取り次第で己の領地とすると密約を交わす。ある日、オンある今川と戦うことに抵抗を感じつつ、家康は引間城に兵を進め、引間城主となった親友田鶴の身を案じた瀬名は文を送る。
・公式サイトより要約引用
movie-choco1224.hatenablog.com
◆感想
冒頭の家康様の絵、すっごく松本潤に寄せてる。和をテーマにした嵐のライブにもメンバーを公家などに見立てたアニメーション映像が流れるのだけど、それを思い起こすくらい似てました。OPもようやく徳川家康爆誕!!!!!「徳川家康を演じます!」って言って挨拶してから何日たったんだろう?ようやくなれましたな。
お金を積めばいい名前が得られるって、いまでいう戒名みたいだけど、当時は血筋やお家だとかが命取りになって、対等に話せる相手かどうかが、民の安寧にもつながる時代。己のためならしなかっただろうけれど、民のために大金と馬を差し出した。民が主だからそのために王道を取る。太守さまの教えからブレていない殿。
鷹狩って言われたら武具を持っていく殿の気持ちわかる(笑)最初から京へ行くから本当の鷹狩一緒にいこっ。って言ってくれたらいいのに、紛らわしいのよ信長。ただ、想像以上に家康のことを好きなことは分かるけどね!
殿はやっぱり油断が過ぎる。格の話で機嫌を損ねたとしたって、真後ろに本人いるのにあれやこれや外で話しすぎ。武田信玄猫真似かわいいけど(笑)知らない人からもらったものを毒見もせずに口にしちゃいけませんって💦お団子の食べる量が切り取り量を表しているのかと思うと恐怖しかない。背筋がぞわっとしました。
余談だけど、信玄のビジュアルが某アニメのケンシロウに見えるの私だけでしょうか?(笑)
お田鶴とお瀬名の街歩きは、ちょっと唐突感がありましたね。初回に少しでもこういうシーンが盛り込まれていれば、お田鶴がなぜお瀬名と次郎三郎の逢瀬を母に告げ口したのか、関口家の夜逃げを密告したのか、どんな思いで夫を裏切ったかの裏側も11話までに理解できた気がするから、ちょっともったいないな。
どう見ても勇ましいわけではない田鶴が、城主として戦をやらなければ誰も今川を守れない。お田鶴側とお瀬名側の見ている「幸せ」のカタチの差。求める理想の違いが切ない最後でした。
『どうする家康』12話の副題は「氏真」。どうやら次週も苦しい時間になりそうです。
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