大河ドラマ『どうする家康』第13話 家康、都へゆく
◆ 作品情報
2023年4月2日 総合 20:00-20:45
BSP 18:00-18:45
再放送:翌週(土)13:05‐13:50
◆キャスト
有村架純・瀬名
大森南朋・坂井忠次(左衛門尉)
山田裕貴・本田忠勝(平八郎)
岡部大・平岩新吉(七之助)
木村昴・渡辺半蔵守綱
寺島眞秀・信康
松岡夏輝・五徳
吉田帆乃華・亀姫
橋本さとし・山県昌影
酒向芳・明智光秀
大貫雄介・浅井長政
伊藤蒼・阿月
ムロツヨシ・木村藤吉郎
中村勘九郎・茶屋四朗次郎
寺島しのぶ/語り
古沢良太/作
◆あらすじ
家康は徳川領となった遠江の情勢も不安定な中、信長の後ろ盾で将軍となった足利義昭の命で京へ上洛する。義昭の家臣明智光秀や商人茶屋四郎次郎、お市の夫浅井長政と出会う。義昭と謁見した家康は、将軍の器とは到底思えない愚かで無礼な振る舞いに戸惑う。なぜこの男を将軍にしたのか?そこには信長の思惑があった。
・公式サイトより要約引用
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◆感想
挟み撃ちにして武田を滅ぼしにかかるのかと思いきや、謝るんかーい!と思わず突っ込みましたよね(笑)。殿は、さぞこれからのことを気に病んでおいでかと思ったら、将軍にお目通り叶うと分かって、「わしは上洛するぞ~」と少々、遠足前日か?くらい浮かれ気味の殿。
信康と五徳どっちもどっちの感じの悪さ。信長の子にしてあの感じの悪さはどうしようもないけれど生意気ですよねぇ、五徳。それに困るのは信康。歌舞伎俳優とはいえ、学芸会並みの演技力しかなく、やっぱり、ナレーションを引き受ける代わりに息子を出して…ということになったのでしょうか。とても浮いていて残念なキャスティング。
その残念感を大いに払拭してくれる茶屋四郎次郎のお出まし!!
まさか、松本潤くんの親友の兄上、潤くんとも兄弟のように育ってきた中村勘九郎さんと共演されるとは想像してもなかった分、どれだけうれしい事か。にしても、四朗次郎殿、眉毛のインパクトすごすぎません?神の君の上を行く立派な眉で。つい、目が行ってしまいます(笑)
殿を主君とは認めぬと言っていた平八郎が、殿をくそみそ扱いされて諍いを起こすほど殿を認めて好きになっていたとは!!ですが、その首をつないでいてくれたのはお市殿とその夫浅井長政。ひょっとしたら夫婦になっていたかもしれないお市殿と久方ぶりの再会。高価なコンフェイトーを差し上げたくもなりますが、この時殿が腕に抱いていたのが因縁の相手、茶々。お市が世話になっているからとコンフェイトーを口に含んでやったのが、小豆袋の逸話から作られた本作オリジナルキャラ、阿月です。
ところで、今回にもう一人、松本潤が出るならと二つ返事で出演を決められた方が、古田新太さん。を品性のかけらもなきゃ、味噌くその扱いをしやがって、茶屋四郎次郎が骨を折って集めてきた高価なコンフェイトーをボリボリと一口で…と1話だけで十分見ごたえのある役柄で。殿を見ている側としてはすっぅご~~く気分悪いですが、こうして旧知の仲を知っている方との共演を見られるのは本当にうれしい限りですね。
あ、そうそう。信長殿と浅井殿との三者会談で出てきた地球儀には北海道はありません。まだこの当時は蝦夷は日本ではなかったからです。300年ほど後の明治になって、松浦武四郎という探検家が蝦夷を調査し、「北海道」という名前が付けられたのです。
そのいきさつを描いたNHKドラマ『永遠のニシパ 北海道と名付けた男 松浦武四郎』の主演も松本潤さん。このドラマを一緒に制作したのをきっかけに、本作、大河ドラマの主演オファーに結び付いたのだそう。何がきっかけ、ご縁になるかわかりませんね。お話的には1時間ちょっとのダイジェスト版のようなドラマですが、もし機会があったら見てみてはいかがでしょう?
来週は選挙特番のために1週お休み。残念ですが、ノベライズ本でも読みながら待ってましょうかね。
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