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Netflix、アマプラ、時々映画館 チョコをおともに見た映画の感想をBitter&Sweetに書いています。

大河ドラマ『どうする家康』第12話 氏真

 作品情報

2023年3月26日 総合 20:00-20:45 

BSP 18:00-18:45  

再放送:翌週(土)13:05‐13:50

◆キャスト

松本潤徳川家康

有村架純・瀬名

岡田准一織田信長[回想]

大森南朋・坂井忠次(左衛門尉)

山田裕貴・本田忠勝(平八郎)

杉野遥亮榊原康政(小平太)

音尾琢真鳥居元忠(彦右衛門)

小手伸也大久保忠世

岡部大・平岩新吉(七之助

イッセー尾形鳥居忠吉[回想]

川口和空・竹千代

数井琥恩・龍王

溝端淳平今川氏真

志田未来・糸

田辺誠一穴山信君

橋本さとし山県昌景

山田孝之服部半蔵

渡部篤郎・関口氏純[回想]

真矢ミキ・巴[回想]

松重豊石川数正

野村萬斎今川義元

阿部寛武田信玄

寺島しのぶ/語り

古沢良太/作

◆あらすじ

武田信玄に攻め込まれ、家臣からも見限られた氏真はするが今川館を捨てる。妻糸が自分の実家である北条家にに身を寄せようと進言するも耳を貸さない。一行が徳川領に近い掛川城へ落ち着いたため、家康は兄弟同然に育った氏真と直接相対することとなる。

・公式サイトより要約引用 

www.nhk.or.jp

↓前回の感想はこちら movie-choco1224.hatenablog.com

◆感想

夢見のような回想から始まる家康VS氏真。 

将の才はないと言われ、兵糧入れには次郎三郎が任務に就き、初恋の人まで取られた家康へのコンプレックス半端ないと思うんだよな。その劣等感が氏真をここまで生かしたのかもしれんとも思う。だけど、次郎三郎も始めから戦が上手だったわけじゃなし、そこまで卑屈にならんでもいいのに、結局、鳥居のじいさんが言っていたように、家臣をどれだけ信じるか、信じられるかの人徳の差が大きかったんだろうな。

ただ、太守さまの本音の部分を伝えるのは、12話でぽっと出てきた糸さんでよかったんだろうか。妻とはいえ、あんなに足手まといとしか存在してなかった人の言葉をころっと信じて、これからは妻を愛することくらいなんてこそ倍くらいの言葉を口にするほど雪解けするのは違和感ある。内容的にも、兵糧入れの時に闘いたくない自分ではなくて氏真を連れて行かぬのか?と問う次郎三郎に対して、父としての本音を太守さまが聞かせた、とするほうが自然。状況的に矢を向けてしまったからこそ、言う機会を逸してきてしまったというのも説明がつくし、そんなことはあるはずがない!と耳を貸さぬ氏真に、はじめて糸が口をはさんで、自分も太守さまから聞いていたと。弓矢より蹴鞠をする氏真殿が私はよいのだ。だから一緒に帰りましょう、と収めるほうがいいんじゃないかなぁ、と個人的には感じました。

1月からみてきた『どうする家康』も次週からは第2章へ突入。始まれば終わる…全然終わってほしくない!けれど、先も早く見たい!矛盾を抱きつつ次回を待ちます。

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