ドラマ『100万回言えばよかった』

　ようやく気になっていたドラマ『100万回言えばよかった』を見ました。

ドラマは配信で一気見をする

　昔から映画だけでなく、連続ドラマを見るのも好きです。連続ドラマは１話録画を取り逃したり、見逃しちゃうと次を見る気が失せちゃうんですよね。

　最近は、テレビドラマをリアルタイムで見るのは大河ドラマくらいで、民放ドラマはNetflixやアマゾンプライムで全話見られるようになってから、一気見するのが習慣になりました。

無駄にCMのあとの繰り返しもないし、次週まで待たなくてよいので、やきもきしなくていいところが好きです。

　実は、このドラマも１話は録画してみたのです。ただ、ほかに見たい番組が重なっていたのか２話を録画しそこなってしまって、続きを見るチャンスを失ってしまったのです。間を適当に繕って見るというのは性に合わないので、1話見逃すとそのあと見なくなっちゃうんです。なので、Netflixで見つけた時にはうれしかったですね！

『100万回言えばよかった』情報

◆あらすじ

　幼少期に同じ家に預けられていた悠衣と直木が再会し、交際に発展。プロポーズをしようと決めた矢先、直木は事件に巻き込まれて悠衣の前から姿を消してしまう。

▶ドラマの細かい内容などは公式サイトをご確認ください。

www.tbs.co.jp

キャストさんのこと

・相馬悠衣役の井上真央さん。

　映画で時々お見かけしてはいたものの、ドラマとなると拝見するのは、失礼ながら『花より男子』ぶり。落ち着いた演技にすごく大人になれている～！と感動しつつ、変わらない素朴さに安堵しました。悠衣ちゃんがほかの女優さんだったら、まったく違うドラマになっていたと思うし、その素朴さが視聴者も見守り隊の視点で見続けられていたんだろうなと思います。

・鳥野直木役の佐藤健さん。

　上から下まで黒づくめでぼそっとつぶやかれていることが多くて。近しい関係の役柄で香里奈さんまで出ていると別のラブコメドラマを思い浮かべてしまいました💦ちょっと前にヒットしたから余計に鮮明に覚えているのだと思うのですが、テイストは違っても過るくらい再共演は時期尚早でしたよね。

・魚住刑事役の松山ケンイチさん。

　大河ですごくずるい策士の役をされていた裏で、実直な刑事さんをされているとはつゆ知らず。同じタイミングでっていうのがすごいなと。ただただ幸せになってくれ！と願わずにいられないチャーミングさもありました。スピンオフ希望！

　そして注目していたのが、ハヨン役のシム・ウンギョンさん。映画『新聞記者』で日本アカデミー賞を受賞されて以降、初めて日本のドラマに出演されているのを見たので嬉しかったです。ちょっと事件関係者かと思ったけど、怪しい人でなくて良かった。
あと案外、雑魚キャラだと思ってた幽霊先輩の樋口さんがいいスパイスになってました！

『100万回言えばよかった』感想

　一気見なので細かい感想は言えません。

　しかも、最終回を見たばかりなので、1話見た時から怪しかったけど（だいたい荒川良々さんがただのいい人なわけがない！）ただただ、英介このやろう！だし、ちーちゃんにお薬入りグミ食べさせられていうこと聞かざるを得なかったとしても、許せない！と思う。
　それにちーちゃんがどうやって自らの手を汚さずに、少女たちを見繕ったのか、その子たちはどこへ消えたのか？お客さんたちはどうやって集めて消えたのか？
　許せない　だけに、具体的なところを警察で絞りたおしてほしかった！刑事ものではないからラブサスペンスではそこまで突っ込まないのだろうけど、絶対あれでは甘い気がする。

　ただ、ラブストーリーの面だけ言うと、結婚しようとまで心に決めた人を残して殺されてしまう側も、残された側の悲しみも想像できないけど、相当つらいのに、泣いてわめくこともあんまりなくて、それには魚住刑事さんがいてくれたことが相当大きい。

　もう少し、直木に対する悠衣の想いが魚住さんへ移って、魚住さんを多少惑わしてくれてもよかったの…と思わなくもないです。
　どうやら原作がある（？）ようなので、それに沿ったのかもしれないし、絵本『100万回生きたねこ』の流れも関係あったのかもしれないけど、読んだことないのでわかりません。個人的にはこんなにきれいに終われてしまわなくてもよかった。

　ただ、その後の悠衣ちゃんのことも気になるし、魚住さんにも幸せになってもらいたいから、スピンオフを待っています。