映画『サイレント・トーキョー』★★★99分
公開:2020年/監督︰波多野隆文/脚本:山浦雅大/配給:東映 出演:佐藤浩市 石田ゆり子 西島秀俊 中村倫也 広瀬アリス
あらすじ
クリスマスイブ。東京恵比寿に爆弾を仕掛けたという電話がテレビ局にかかってくる。半ば疑いながら中継に向かったクルスとその場に居合わせ主婦の山口アイコは犯人の罠にはまり、実行犯に仕立て上げられる。
感想 ★★★
豪華キャストだし、クリスマスイブの渋谷。春に渋谷へ行ったばかりだったので、gタイトルからしっとりした話かな?とあらすじを読まずに見ました。
全然しっとりもサイレントもしてなくて、政府へ警告するために犯罪者になる国民っていうよくあるタイプ。無難にみられるけど、渋谷のスクランブル交差点や駅構内を再現した映画撮影所が東京から離れた県にあるらしいっていうのを見たばかりで、たぶんそこで撮ってるんだろうなぁ。真夜中にほんもの封鎖して撮影するのは大変そうだもんな、とか。犯行予告×レインボーブリッジは『踊る大捜査線』過っちゃうし、戦争反対を訴えるために罪のない国民死に至らしめる必要ないし、それじゃあ別に政府は痛くもかゆくもないだろうし、犯人も死に損だよね。と、突っ込みどころ満載でした。
唯一みてよかったのは、エンドソングの選曲が素敵でした!(歌と演奏は微妙だったけど)反戦での選曲だろうけど、クリスマス気分がほんのり味わえる程度にはなれた。
せっかくなら、この豪華キャストで”渋谷を舞台にした大人のクリスマスストーリー”あったらみてみたいとは思った!
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