大河ドラマ『どうする家康』14話 金ヶ崎でどうする!
◆ 作品情報
2023年4月16日 総合 20:00-20:45
BSP 18:00-18:45
再放送:翌週(土)13:05‐13:50
◆キャスト
大森南朋・坂井忠次(左衛門尉)
山田裕貴・本田忠勝(平八郎)
岡部大・平岩新吉(七之助)
木村昴・渡辺半蔵守綱
酒向芳・明智光秀
吉原光夫・柴田勝家
大貫雄介・浅井長政
伊藤蒼・阿月
ムロツヨシ・木村藤吉郎
寺島しのぶ/語り
古沢良太/作
◆あらすじ
信長とともに朝倉義景との戦いに挑んだ家康。その裏では浅井長政が謀反を企んでいた。浅井・朝倉に挟み撃ちされれば織田・徳川もひとたまりもない。長政の妻お市の心中を察した侍女の阿月は金ヶ崎へ文をもって急ぐが…。
・公式サイトより要約引用
↓前回の感想はこちら
movie-choco1224.hatenablog.com
◆感想
どこでもかしこでもえびすくい(笑)からのかにすくいまで登場して、殿渾身の親父ギャグも飛び出しました。意外に思われるかもしれませんが、松本潤さんは、現代のドラマでも1話に数回ダジャレをいう主人公の弁護士役などをしていたこともあるんです。
話がそれました。前回の終わりにも出てきた阿月が今回のある意味主役。小豆袋に文を入れて危機を報せたというお話から、本作オリジナルキャラとして生まれたのが彼女です。
世が世なら男として戦に出たかったお市様の傍でお世話をしてきた侍女の阿月が、実兄の危機を案じるお市様の策が失敗と分かるや、大役を引き受け金ヶ崎へ一目散走り出す展開。世が世だからこそ、高価なコンフェイトーを褒美としてくれるような主のもとで働けていることの感謝の返し方だったのでしょう。命がけでも役に立ったという意味ではいい生涯だったのかなと思わないとやってられません。あまりにこのお話が切なすぎて感想がかけぬまま、1年過ごしてしまいました。でもやはり、素敵な作品に合えたことの記憶を少しでも残しておきたく、年をまたいでこうして書きつけています。
実直な御仁だからこそ謀反を企んでいるのでは?という数正の見立てさすがだけど、少し前までは信長を正面から顔を見るのもおどおどしていた家康が「あほたわけ」と物申す。すごく成長したなぁ白兎さん。
それにひきかえ、ツンデレの信長さん。あんなにご機嫌悪く見えるのに、勝家に言わせると機嫌がいいらしい。ただ、見た目より強く見せたくて、威勢がいいだけなのかしら?家康は素直に実寸で人と付き合いができて、引くことも考えられたから、天下を取れたんではないか?と。
侍女の阿月を手厚く葬ってやれと七に伝える殿の眼差しにもその素直さを感じます。立場に関係なく、自分のために尽くしてくれる人にはきちんと礼を尽くす殿に対し、サルのクズっぷりが日に日に増しますな。きっと家康がスッと帰ったら、尾ひれ背びれをつけて言いふらしてたんでしょうね…いろいろと。
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