大河ドラマ『どうする家康』第1話 どうする桶狭間
◆作品情報
2023年1月8日 総合 20:00-20:45(初回15分拡大)
BSP 18::00-18:45 再放送:翌週(土)13:05‐13:50
◆キャスト
大森南朋・酒井忠次(左衛門尉)
山田裕貴・本田忠勝(平八郎)
音尾琢真・鳥居元忠(彦右衛門)
甲本雅裕・夏目広次
岡部大・平岩新吉(七之助)
浪岡一喜・本多忠真
猫背椿・登与
豊島花・たね
天野ひろゆき・山田新右衛門
川口和空・竹千代
渡部篤郎・関口氏純
真矢ミキ・巴
◆あらすじ
今川義元のもとで人質生活を送っていた松平元康(のちの徳川家康)は、心優しい瀬名と恋に落ち夫婦になる。このまま幸せな日々が送れると思っていた矢先、桶狭間での兵糧入れを命じられる。命がけで任務を終え戦場の真ん中に取り残された元康のもとに、悲しい報せが届く。どうする?!
・公式サイトより引用 www.nhk.or.jp
◆感想
公式発表でされているとはいえ、まさか自分の推しが大河の主演というのはどっきりかもしれない!と、始まるまでは正直半信半疑でした。でも、朝からインスタライブでご本人がゆかりの地へのイベントへ行く様子を見て、本当に?本当らしい!どうしよう?!と、そわそわしていたほどです。
定刻の20時となり、嵐ファンからするとメンバーカラーがふんだんに盛り込まれたオープニングに「松本潤」の表示を見つけた時の嬉しさといったら、「夢じゃなかった~」と口に出してしまうほどうれしく、そわそわは期待大!のワクワクへと変わりました。
大河ドラマは、本作の予習で、前年の鎌倉殿を見ていましたが、小難しい言葉も出てきて、日本史にわかには理解できないことがいっぱいありました。なので、お話についていけるか?というのは不安要素の一つでしたが、松本潤さん演じる「松平次郎三郎元康」は人間味にあふれた弱さを備えた人で、あっという間に江戸の世界へ誘われてしまいました。
右腕をぱっかぱっかと上下させお馬さんに騎乗しているかのように登場して始めるお人形さん遊び。ちょっと気の強い芯のある姫君瀬名と心を開放して過ごすひととき。撮影当時38歳とは思えない13歳らしい可愛らしさにも、心和みました。
また、兵糧を運ぶだけのはずが、金陀美具足に身を包み初陣に出る際の「行け~!」の弱弱しいこと。初めて見た時は正直、ちょっと下手くそだなぁと思ったのですが、それこそが初陣の13歳なりの経験値を表していたのだと、31回目まで重ねてみて知ることでした。
私の好きなシーンは二つ。
一つは、野村萬斎さん演じる太守さまが、対戦相手に手加減していた元康に対して「二度といたすな」と一喝するシーン。舞もさることながら、本職の方の腹の底からの声が画面のこちらにも響いてきて、つい、背筋がシャンと伸びました(笑)
そして、もうひとつは、やはり祝言のシーン。白壁にあやめの凛とした風情も素敵で、お二人ともお雛様のような愛らしさで何度見返してもため息をついてしまいます。夫婦になられてからの、「上手に上手にできますように…」の奥ゆかしさもこのお二人ならではの空気で好きです。数々の映像作品で共演されている松本潤さんと有村架純さん。ようやく結ばれたかと安堵するほど、本当にお似合いのお二人で、次回以降、どうなるのか?この1年本当に楽しみです。
あ、最後にもう一つだけ…野間口さん、ズルいです。