映画『街の上で』を見ました
今日祝日なんですね。雨だったので出かけずにNetflixで『街の上で』を見ました。
あらすじ
古着屋店員の青は初めて付き合った彼女・雪に浮気された上にフラれた。一人でライブにふらっと行ったり、飲みに行ったり、青の行動範囲は下北沢で足りている。ある日、卒業作品の映画に出てくれないか?と声を掛けられる。
作品データ/主要キャスト
・若葉竜也/荒川青
古着屋店員。雪を忘れられない
・穂志もえか/川瀬雪
青の元カノ
・古川琴音/田辺冬子
青が通う古本屋の店員
・萩原みのり/高橋町子
自主製作映画監督
・中田青渚/城定イハ
自主製作映画衣装担当
公開年:2021年/監督︰今泉力哉/脚本:大橋裕之/配給︰「街の上で」フィルム・パートナーズ
解説
『愛がなんだ』の今泉力哉監督が下北沢を舞台に4人の男女の出会いをオリジナル脚本で描く群像劇。
*以下ネタバレしますので、未見の方はご注意ください。
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『街の上で』感想
ポスターが印象的だった
地元の単館映画館でポスターがいいなぁと思っているうちに、コロナで外出規制になったりして、見られなかった作品。Netflixで観てみてから気づいたけど、これも今泉力哉監督なんですよね。だから、『愛がなんだ』の成田凌さんチラッと出てたんですね!
空気読めないポンコツが過ぎる
以前にも言ったかもしれないけど、今泉監督私の中では当たりはずれが大きいんですよね。本作はどちらかというと後者。
なんてことない日常を切り取っているのはいいけど、それにしても主人公がパッとしないポンコツすぎるし、自分で頼んでおいて速攻全カットをこともなげに言いに来る空気読めない監督、浮気しておいて今彼にも元カレにもあたりがきついワガママな元カノにもイラっとする。特に、監督。こういう傲慢なタイプいるよね。人の痛みとか気持ちとか察しられない人に巨匠を超える映画なんて作れるんだろうか?そこを目指してるわけじゃないし!とか強がりいいそうだけど。どっちにしても、私はこういうタイプとは仲良くなれない。
そんな中で、唯一、この子いいなぁと思ったのが名前の一風変わったイハちゃん。
初めましての男子を家に泊める警戒のなさはいかがかと思うけど、友達にはいてほしい。男女の友情は成り立たないというのを近頃痛感している私には、お互いの感情に恋愛が混じらない付き合いができるというのはいいなぁって。
何が言いたいかは分からない
で、キャッチコピーを見ても、出来上がった作品で結局何が言いたかったのかは分からないけど。終わり側イハちゃんと青が出会って、監督の上映会までの時間はとても好みだった。面白かったとは思わないけど。二度と見ないとも思うけど。でも、観た時間は無駄じゃなかった。たまにはそういう作品にも出会う。見たことが心のひだにちょっと残るくらいの。そんな映画でした。
ただいま、Netflixで配信中です。
▶こんな人におすすめ
・ いつもの暮らしにちょっとスパイスがほしい
・下北沢が好き
・自主映画を作っている
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