movie*choco

Netflix、アマプラ、時々映画館 チョコをおともに見た映画の感想をBitter&Sweetに書いています。

映画『ゴジラ』初めて映画館へ行った日

Twitterで”30日間映画チャレンジ”に挑戦しています。DAY1のお題は『自分が覚えている中で初めて見た映画』です。

初めての映画館

 映画を映画館の椅子に座って初めて見たのはおそらく3歳ごろ。昨日のご飯も近頃思い出せないのですが、なぜかこのことは鮮明に覚えています。

 子どものころから月に1度映画を家族全員で観に行くのが決まりだったという母と、カメラマンとして活動していた父。子どものころのお砂場遊びなどは8ミリに収められて、白い幕にカタカタと映写して見るというようなお家。なので、映画デビューは割と早かったと思います。

 映画デビューは3歳ごろ。ある日の夕方、仕事から帰った父が、兄と私を連れて行ってくれたのです。

 当時、家の近所の商店街をちょっとそれると小さな単館映画館があって。3、40人入るといっぱいみたいな小ささで、メインは古い映画のリバイバル2本立て。入口の券売機で大人・こどもの別しかないような切符を買って、席は早いもん勝ち。食べ物、飲み物は持ち込み自由。そんな映画館です。

 なので、行く道すがら、商店街の中の屋台で小さなお好み焼き(一銭洋食っていうのかな)を買って行ったのも覚えています。

ゴジラ&寅さん

 その日見たのは、『ゴジラ』と『寅さん』の2本立て。どのシリーズなのか、誰がヒロインだったのかなど、細かい内容はまったく覚えていません💦

 ただ、座席に一人で座ってみて、小さかったので、スクリーン全部は見えていなくて。それでも、子ども心にゴジラが本当に「怖かったなぁ」という記憶は今も鮮明に残っています。後日、連れていかれた映画村に池から怪獣が出てくる仕掛けがあって、映画を思い出してゴジラに食われるんじゃないかと、ぎゃん泣きしたほどの恐怖心を植え付けられました(笑)

 その映画デビュー以降もこの2作は親に連れられて見ているはずなのですが記憶なく…大人になってから懐かしくて、USで作られるようになったゴジラもテレビで見ました。もう大人だったのもあるけれど、映画として作られた感じで、ただただ童心に返って面白いエンタメを作りたい!という日本の特撮から感じるような情熱、面白さは感じませんでした。

初体験で好みが決まる。

 初体験って大事だなぁと思うのは、いまだに私怖いものが苦手なんですよね。作りモノだと分かっていても、ちゃんと怖い。なただ、それでも観てしまう怖い作品もあるにはあって、そういうのは怖い中に感じるメッセージがあるからだったりする。一方で、洋画より邦画が多いのは派手なトリックより機微のある素朴なものに惹かれるから。どちらもこの2作を最初に見ていたから生まれた感覚じゃないかなと…。

 これからNetflixやアマプラ、WOWOWで見た作品の感想を載せようと思っています。ホラーもサスペンスも(ほぼ)ありません。洋画より邦画のほわっとした作品が多めになると思います。気長に末永くよろしくお願いします。